ごあいさつ

一般社団法人フィリピンエキスポ 代表理事
鈴木信行

 一般社団法人フィリピンエキスポのオフィシャルサイトにご訪問いただき誠にありがとうございます。衷心より感謝申し上げます。
 当法人は、それまでの任意団体「フィリピンエキスポ実行委員会」を発展的に解散して、平成31年1月、日比両国の友好親善と相互理解を目的に設立されました。爾来、私たちは積極的に活動を続けて参りました。
 現在、日本には多くのフィリピン人が在住していますが、フィリピンの歴史や文化などへの理解が進んでいないことを私は大変残念に思っています。
 そこで私たちは、フィリピンの文化や日比両国の長い歴史について、一人でも多くの人々に理解を深めていただこうと、国際友好親善イベント「フィリピンエキスポ」のほか、数々のイベントを開催して参りました。
 室町時代から戦国時代にかけて、堺商人らはマニラに日本人町を設けてフィリピンとの貿易を盛んにしました。呂宋(ルソン)助左衛門が巨万の富を得たのも、フィリピン交易からでありました。
 我が国とフィリピンとの関係は、私たちが想像する以上に長い歴史があります。島国である両国民は古くから交流を持ち、冒険心を抱いた勇気ある人たちによって、深い関係を築いて来たのです。
江戸時代、我が国は幕府によって鎖国政策が採られました。が、あのまま日本人町が続いてフィリピンの人々との交流を続けていたら、私たちの関係はどのようになっていたのでしょうか。
 フィリピンは大きな可能性を秘めている島国です。日本と同じ海洋国家です。我が国にとって南シナ海は貿易と交通の要であり、その要害の地であるフィリピンは、常に大切な友人であるべきなのです。
 私たちは、日々の活動を通じて日比両国と両国民発展の架け橋となれるよう尽力する所存です。多くの皆さんが当法人の活動にご理解とご賛同、そしてご参加いただけることを社員一同お待ちしております。